探してみると
おもしろくて
どこか
懐かしく感じられる遊びが
まだありました。
たとえば
♪鼻 はなはなはな 目
鼻 はなはなはな 耳
といったように
遊びの親がやるのを
真似て
ごまかしにつられて
間違ったらアウト、
という遊び。
ひっかかって
つられて間違ったらアウト
というのが
♪赤あげて 白あげて
と遊んだのと
似ています。
♪テンテレスク てんぐのめん
おかめにひょっとこ はんにゃのめん
これは
両手を握りこぶしにして
「てんぐ」の時は鼻に
「おかめ」では頬に
「ひょっとこ」では口に
その手を重ねます。
これも
♪とんとんとんとん ひげじいさん
とんとんとんとん こぶじいさん
と遊んだ
懐かしい遊びを思い出しました。
子守唄の中に
「唄げんか」というのが
あります。
名前の通り
唄で「けんか」するわけですが
この宇目の唄げんかは
「子守っ娘」たちが
唄っていたんだそうです。
最初は
「あんた、えんまさまみたいな顔やなぁ」
「お前こそ、ぼたもちみたいな顔して」
とお互いの悪口を言い合って
我も我もと
人数もだんだん増えていき
グループ同士で言い合って、
といった感じですが
だんだん
「故郷が恋しいなぁ」
「お父さんお母さんに会いたい」といった
子守っ娘たちに共通する
切ない思いが唄われていたりします。
お互いの気持ちを
同じ境遇の者同士で
慰め合う
そんな意味もあったようです。
♪あがりめ さがりめ
ぐるっとまわって にゃんこのめ
とか
♪だるまさん だるまさん
にらめっこしましょ
笑たら負けよ あっぷっぷ
こどもの頃に遊んだ
顔遊びの唄。
だるまさんと同じ
にらめっこの唄で
♪恵比須さんと 大黒さんと
にらめっこしましょ
笑たら恥よ
うんとこどっこいしょ
というのもありました。
♪愛宕さんへ参って まげ坂下りて
目屋へ行って 花一本盗んで~
とか
♪眉毛の殿さま めんこい子連れて
花見に行って 方々の者が
口々言って~
といったふうに
眉毛、
目、
鼻、
頬と
順に顔や体の部分に
触れていく遊びもあるそうです。
眉毛を
「このげ」と言うところも
あるそうです。
最後に
「こちょこちょ」と
くすぐって
ちっちゃい子を笑わせたり
身体の各部分の
名前を教えたりするのにも
こんな唄をうたったそうです。
京都には
桜の名所が
たくさんありますが
「東の清水 西の御室」
といわれたりもする
「御室桜」。
ソメイヨシノが散った頃
咲きだす
この「御室桜」、
樹高が低く
花も低いところに咲くため
「花」と「鼻」とをひっかけて
「鼻が低い」という意味で
「御室の桜やなぁ~」とか
色白の桜の花から
色白の女性にも使うそうです。
「御室桜」は
「お多福桜」とも呼ばれるそうで
♪わたしゃ お多福 御室の桜
鼻がひくうても 人が好く
なんていう唄があるそうです。
お花見の時なんかは
低いところから
花が咲き乱れて
まるで花の中にいるような
素晴らしい景色だそうです。
おじぎ草のことを
「ねむり草」とも
呼ぶそうです。
指で触れると
眠りにつくように閉じ
しばらくすると
また開く。
夏には
薄赤色の
可愛い花が咲くそうです。
それから
こんな唄がありました。
「なたね」が出てくるのですが
菜種油は
灯油や食用油に使われて
鬢付には使わないそうですが
女の子が
なたねの油分で
髪を撫で
大人を真似て
鬢付をつけているつもりの
かわいらしい唄。
♪げんげん花の 咲っかけは
菜種の花も ちらほらと
油とろとろ 鬢付とろとろ
まわりには
まだまだ緑が多いので
はやくも
「蚊」が
プーンプーンと
飛びはじめています。
わらべ唄に
「蚊とんぼ」というのが
出てくるのがありました。
「蚊とんぼ」は
ガガンボ(大蚊)のことを
言うそうで
蚊のようなトンボ
大きな蚊ということで
ガガンボ類を
そう呼んだり
糸蜻蛉も
「蚊とんぼ」と
呼ぶこともあるそうです。
大蚊は
文字通り
大きな蚊のような姿ですが
血を吸ったりは
しないそうです。
おおばこは
便秘やむくみ
風邪の予防など
いろんな効能があるそうです。
「オオバコ茶」とか
最近は
「オオバコダイエット」なんかも
ありますよね。
こどもたちにとっては
楽しいおもちゃだったようです。
茎で遊んだり
葉を
風船のようにふくらませて
遊んだりしたそうです。
こどもたちは
よく
かえると遊んだようで
わらべ唄には
「かえる」の唄が
たくさんあります。
たとえば
「かえる釣り」。
糸や割り箸の先に綿などを付けたり
実の付いた草の茎を使って
かえるが
餌と間違えて食いついたら
引っ張り上げます。
遊びすぎて
かえるがグッタリしてしまった時
「かえるっぱ」とも呼ばれる
「おおばこ」の葉で覆うと
元気になるとか
仮死状態から
生き返ると言われたそうで
「おおばこ」や
「せり」は
薬草としても使われたようです。
