ニシキギ科の
「柾」。
海岸近くに生えていたり
生垣などに使われたりするそうですが
赤い
かわいい実をつけます。
地域によっては
「じとば」の木と呼ぶところがあるそうです。
この赤い実を使った
遊び唄。
♪爺と婆は寝とれ
嫁ごは起きて
茶わかせ
爺=じ
婆=ば
じとば。
じとばの実を
3つとって
手の中に入れて振ります。
2個が一緒になり
1個が別になったら
2個が爺と婆で
1個の方が嫁で
朝はやく起きて
お茶をわかしている、ということだそうで
3個とも一緒になったら
みんなまだ寝ている、ということで
「もう1回」
そんなやって遊んだそうです。
♪ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワカショイ
景気をつけろ 塩まいておくれ
ワッソー ワッソー ワカソー ワッソー
神輿かつぎの掛け声。
江戸の三大祭りとして知られる
「神田祭り」
「三社祭り」そして
6月10日から16日までの
「山王祭り」。
お祭りの「花」といえば
やっぱり
「山車」や
「神輿」ですよね。
こどもたちも
大人たちに負けじと
「こども神輿」や
酒樽で作った
「樽神輿」なんかを
かついだりするそうです。
掛け声にも
いろいろあって
「エッサ」
「ソイヤ」
「ドッコイ」などなど
地方によっていろいろみたいです。
楽しそうな遊び。
身近なものでできる遊び。
いろいろあります。
小石を使った遊び。
きれいな小石を
いくつか
座布団も上に捲いて
その中のひとつ
これを「親玉」とします。
親玉を投げ上げて
落ちてくるまでに
歌に合わせて
「1個、2個~」と小石を掴んで
もう一方の手の上に乗せる。
「いしなご」とか
「いしなどり」と言われ
この遊びは
平安時代の頃から
あったそうです。
百合の花の
花びらは
両手で挟んで
揉んでいると
柔らかくなって
2枚に分かれるそうです。
そこから
息を吹きこむと
風船みたいに
膨らむそうです。
♪~ただくぶくろに なあれ なあれ
と唄いながら
膨らまして遊んだそうです。
他にも
マンジュシャゲや
ネギの葉なんかも
同じようにして
遊べるそうで
植物の花や葉でも
いろんな遊びが
たくさんあるんですね。
春
川辺などで
よくみかける
「ネコヤナギ」。
花穂が
「猫の尾」に似ていることから
この名がついたとか。
地域によっては
「えのころやなぎ」
つまり
「犬の尾」に見立てて
そう呼ぶところも
あるそうです。
ネコヤナギの芽は
両手で揉むと
ふたつにわかれるそうで
♪えのころ えのころ
子産め~
なんてわらべ唄がありました。
こどもたちが
唄でけんかしたもの。
他にもあります。
例えば
♪おまえの学校 ぼろ学校~
なんて言い合って
隣同士の村や町で
けんかしたりする唄。
こどもにとって
身近な「学校」をテーマに争うのは
とても直接的で
よく唄われたそうです。
川を挟んで
石を投げ合ったり
唄の応酬をしたり。
なかには
♪~ミィーミィーと泣いてきた
~バァーバァーと泣いてきた
と
相手の名前を入れて唄う
「女の子」のけんか唄とかもあるそうです。
探してみると
おもしろくて
どこか
懐かしく感じられる遊びが
まだありました。
たとえば
♪鼻 はなはなはな 目
鼻 はなはなはな 耳
といったように
遊びの親がやるのを
真似て
ごまかしにつられて
間違ったらアウト、
という遊び。
ひっかかって
つられて間違ったらアウト
というのが
♪赤あげて 白あげて
と遊んだのと
似ています。
♪テンテレスク てんぐのめん
おかめにひょっとこ はんにゃのめん
これは
両手を握りこぶしにして
「てんぐ」の時は鼻に
「おかめ」では頬に
「ひょっとこ」では口に
その手を重ねます。
これも
♪とんとんとんとん ひげじいさん
とんとんとんとん こぶじいさん
と遊んだ
懐かしい遊びを思い出しました。
子守唄の中に
「唄げんか」というのが
あります。
名前の通り
唄で「けんか」するわけですが
この宇目の唄げんかは
「子守っ娘」たちが
唄っていたんだそうです。
最初は
「あんた、えんまさまみたいな顔やなぁ」
「お前こそ、ぼたもちみたいな顔して」
とお互いの悪口を言い合って
我も我もと
人数もだんだん増えていき
グループ同士で言い合って、
といった感じですが
だんだん
「故郷が恋しいなぁ」
「お父さんお母さんに会いたい」といった
子守っ娘たちに共通する
切ない思いが唄われていたりします。
お互いの気持ちを
同じ境遇の者同士で
慰め合う
そんな意味もあったようです。
