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  Profile
  久ぼたなお子写真1

大学で軽音学部に入部。音楽に目覚め、ヴォーカルとしてバンド活動を行う。
卒業後、ユニットで路上ライブを始め、その後一人で京都・大阪を中心に
シンガーソングライターとして活動。
2006年秋、服部良一記念大阪音楽祭 「ザ・ストリートミュージシャングランプリ’06」にて516組(1618名)の中からグランプリを受賞。
受賞をきっかけに、2007年7月28日、浪花レーベル「シュライカー」より
プロデビュー。

 
 
生 年 月 日 1977年5月18日
出   身   地 京都府
血   液  型 B型
趣         味 歌うこと・寝ること・食べること
 
 
  久ぼたなお子とは
  心許ない恋歌語り
  格差社会が問題化してはいるが、小じっかりの景況感。我が国は豊かさを維持しているとアナリストがいう。本当だろうか?上辺だけの幸福感が浮遊している。こんな情況と波長のあった恋歌を語る吟遊詩人を発見した。この節まれな心許無い陰気な歌声。まるで恐山の“いたこ”の口寄せを思わせる。それが久ぼたなお子。
訥々とした語り口調。それだけに言霊の存在を感じさせる。情報の洪水の中で、風化して行く真実を抱きかかえて、立ち竦んでいるようにもみえる。今日ではない、たぶん明日でもない隙間に彼女は漂流しているのだろう。そこから何かを発信してくれるに違いない。ボクはそれをじっと待つことにしたい。
ディレクションにあたり、彼女の声の個性を損なわず定着させようと考え、音楽的には冒険のないシンプルなアレンジにした。
久ぼたなお子写真
大阪音楽コンテンツ創造事業実行委員会 企画委員長(作詞家) もず唱平
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久ぼたなお子写真3 虚飾のなさが尊い  

ひどく気になる歌い手だった。最初に聴いたのが05年大会の「京の梅雨」で、お次が06年大会の「やさしいひと」である。
二曲とも内容は彼氏との話だが、人間関係にたたらを踏む様子が、いじらしくも愛おしい。あれこれ感じ過ぎ、考え過ぎた結果、片思いに舞い戻る娘心が、人肌でリアルだ。
昔々、寺山修司と組んで出て来た浅川マキがこんなふうだった。あれよりもこの人の方が少し軽めなのは、深刻癖を好まない、いまどきの若者ふうなのかも知れない。
そんな久ぼたなお子が、ザ・ストリートミュージシャン・グランプリを獲った。僕も審査を手伝ったが、こういうマイナーっぽい世界が脚光を浴びるのも、この大会“らしさ”のひとつだろう。
そして、この歌い手と作品が、新生浪花レーベルの第一号になることに、僕は大賛成である。久ぼたの魅力の後ろ側に、東京を狙撃する大阪勢の“反骨の匂い”を感じるせいだ。

大阪音楽コンテンツ創造事業実行委員会 審査委員長・顧問(音楽評論家) 小西良太郎
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  歌は自由へのビザ
  「歌は自由へのビザ」と言った人がいる。世界的に有名な現代音楽の作曲家・武満徹さんと記憶する。ビートルズが好きで、井上陽水らとも親交のあった人。ビザ=入国査証とは言いえて妙。インディーズ全盛の今、久ぼたなお子も自分の世界の表現者としてビザを得、帆かけ舟の帆を張ったばかり。大海原を駆け抜けられるか!興味のある一枚だ。
久ぼたは日本のJポップの源流、大阪生まれの作曲家・服部良一を信奉する在阪の作詞家のもず唱平さんが提唱するザ・ストリートミュージシャングランプリ06年大会の優勝者である。今様に言えば“ふしぎ系”。まず声が耳に残る。何かを持ち合わせている証しだろう。「京の梅雨」で失恋を歌い、「やさしいひと」では男への独り善がりな思い込み、「今日も夢ん中」では恋心を伝えられないもどかしい女を演じている。今時、こんな純情な女がいるのかと思わせる。
せわしい世の中“時間よ止まれ”的ムーディーな歌を受け入れる土壌を試すにはいい。
久ぼたなお子写真5
   
大阪音楽コンテンツ創造事業実行委員会 企画委員(音楽評論家) 松枝忠信
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